朝食を抜く人必見!時短&腸活朝食メニュー
— 簡単・時短!“めかぶのオートミール”から始める朝食習慣 —
こんにちは!まるしげ商店の小野寺薫です。 今、若い世代で朝食を抜く人が増えているという調査結果をあります。そこで、今回は、時間が無い人も簡単に食べられる、時短&腸活朝食メニューをご紹介します。
広がる「朝食の欠食率」
まず、日本人の朝食の欠食率の推移をご紹介します。
ここでの欠食率とは、朝食を週に2日から3日しか食べない、またははほとんど食べないという人、つまり、週に3日以下しか朝食を食べない人の割合を示します。
農林水産省の調査(食育に関する意識調査)[1]では、増加傾向が続いていて、昨年度は13.9%に上っています。特に、20代から30代の若い世代では、26.7%まで上がり、4人に1人の割合となります。
朝食を抜くことのデメリット
では、朝食を抜いてしまうと、どういったデメリットがあるのでしょうか。調査結果[2]によれば、朝食を抜くことには以下のようなデメリットがあります。
パフォーマンスの低下
脳のエネルギー源となるブドウ糖は体の中には大量に貯蔵しておくことが出来きません。そこで、朝食を抜くと脳のエネルギーが不足して集中力の低下などから、仕事や学習のパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。
昼食や夕食での食欲の増加
朝食を抜くと、昼食や夕食での食欲が増加する傾向があります。空腹状態が続くと、食べ物への欲求が強まり、高カロリーな食事や間食を摂りがちになります。結果として、体重増加や健康への影響が出る可能性があります。
代謝の低下
朝食を抜くことで、代謝率が低下することが報告されています。体は断食状態になると、エネルギーの節約モードに切り替わり、脂肪を蓄える傾向があります。これにより、中性脂肪がつきやすい太りやすい体質になる可能性があります。
欠食の大きな要因は朝食を食べる時間が作れないこと
ただし、朝食が大切だと思っているけれども準備したり、食べたりする時間が無いという人もいると思います。
実際、農林水産省の調査[3]では、朝食を食べていないという人に、どうすれば朝食を食べるようになるか聞いたところ、「自分で朝食を用意する時間があること」(40.5%)「朝早く起きられること」(39.9%)と答えた人の割合が多かったということです。
やはり、朝食を自分で用意したり、食べたりする時間が作れないというのが、欠食の大きな要因になっているようです。
まず、生活習慣を見直して、早く起きるようにすることがベストですが、それも実際には難しいですね。では、どうすれば良いのか?
そこで、「朝、時間が無い人でも、簡単に用意して食べられる朝食」を考えてみました。まずは、無理せずに、簡単なメニューから試してみてください。
朝食を抜く人必見!時短&腸活朝食メニュー
まずは毎日、朝食をとる習慣を身に着けることが大事というわけです。
その一例が、オートミールに“10秒de美味しいめかぶ”をトッピングした時短&腸活朝食メニューです。
オートミールの原料であるオーツ麦は、たんぱく質や食物繊維などの栄養素が多く含まれています。
さらに、“10秒de美味しいめかぶ”をトッピングすることで、カルシウム、マグネシウム、鉄、ヨウ素などのミネラルを摂取できます。これらのミネラルは骨の健康維持や血液の酸素運搬の向上などに重要な役割を果たします。
簡単・時短!めかぶのオートミール | めかぶのサラダの提案
めかぶのオートミール
■材料(1人分)
- オートミール 30g(大さじ5)
- 水100ml、ミルク100ml
- 10秒deおいしいめかぶ1パック
- 添付のたれ 1袋
- お好みの具材(焼きのり)
■作り方
- 深めの器にオートミールに水とミルクを加えて、袋の指示に従ってレンジで加熱
- 冷凍庫から10秒deおいしいめかぶを取り出し、水で解凍、専用タレを加えて混ぜる。
- 調理したオートミールにめかぶをトッピング
※お好みできざみのり、ネギを加えても美味しいです。
めかぶのサラダ
“10秒de美味しいめかぶ”をトッピングして食物繊維の摂取量を増やすことで、サラダ単独に比べて、腹持ちを良くすることができます。
■材料(1人分)
- レタス、トマト、キュウリ(前の晩に残ったサラダでOK)
- 10秒deおいしいめかぶ1パック
- ドレッシング
- オリーブオイル 大さじ3
- 酢 大さじ3
- 塩 適量
- 胡椒 適量
■作り方
- レタスをちぎり、トマトとキュウリを切る。
- 冷凍庫から10秒deおいしいめかぶを取り出し、水で解凍する。
- ドレッシングは全部混ぜ合わせる。
- サラダを皿に盛り、めかぶをのせて、ドレッシングをかける。
※先にめかぶにドレッシングを混ぜ合わせたものをトッピングしても美味しいです。
[出典]
[1]農林水産省,食育に関する意識調査(令和5年3月)」図2-4 朝食を食べる頻度,2023.